免責許可の申立書の作成

免責許可の申立が必要な場合の書き方

 

必要な場合は、「免責許可の申立書」を作成していくことになります。免責許可申立書は、A4用紙を縦にして横書きで書いていきます。申立てる裁判所で備え付けのものがあるのか確認するとよいでしょう。書く際は、鉛筆は避けて黒のボールペンまたは万年筆にします。ワープロでもOKです。

 

免責許可申立書には500円の印紙を貼るのを忘れないようにします。ただし、地方裁判所によっては予納金や予納郵券が必要になる場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

なお、裁判所によっては、債務者が破産手続開始の申立をした場合には、同時に免責許可の申立をしたものとみなされます。よって免責許可の申立は不要となります。

 

「債権者名簿」の記載の仕方

 

免責許可の申立には、添付書類として債権者名簿の提出も必要となります。(ただし、破産手続開始申立の際に提出する債権者一覧表に変更がない場合は、これが債権者名簿とみなされるので提出は不要です。)

 

債権者名簿には以下の項目を記入していきます。

  1. 破産債権者の氏名
  2. 破産債権者の住所
  3. 破産債権の金額
  4. 担保権の内容

 

記入の際には、漏れることがないようにしっかりと確認しながら進めていきましょう。また、虚偽の債権者名簿を提出すると、免責不許可事由にあたり、免責が受けられなくなってしまいます。

 

友人や知人からの借金や保証債務についても忘れずに記載していきましょう。

 

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