株の受け渡しの方法

株式・証券用語解説集 投資家必見情報

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株の受け渡しの方法

普通取引

 

普通取引とは、最も基本的な取引の方法のことで、約定(売買が成立)してから4日目に決済が行われて、現金と株券の受け渡しが行われます。普通取引は「4日目取引」とも呼ばれています。また、現物取引と信用取引の2つに分けられます。

 

  • 現物取引・・・現金を支払って株券を受け取る方法
  • 信用取引・・・一定の証拠金を出して、証券会社から現金や証券を借りて、取引を行う方法

 

当日決済取引

 

当日決済取引とは、売買が成立した日に決済を行う取引です。現金や株券が緊急に必要となったときや、誤って売買契約を結んだ際の取り消しのために行われます。前場で成立した売買は午後に、後場で成立した取引は翌日の受け渡しとなります。

 

 

特約日決済取引

 

特約日決済取引とは、売買成立日から数えて15日以内の指定した日に決済を行う取引をいいます。

 

 

発行日決済取引

 

発行日決済取引とは、未発行の増資新株の権利を売買するための取引で、新株が発行される前の段階で売買が行われます。取引期間、決済日は取引所が決め、決済は発行日決済取引の取引期間の最終日から数えて4日目となっています。

 

 

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