キャピタルゲインとインカムゲイン

株式・証券用語解説集 投資家必見情報

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キャピタルゲインとインカムゲイン

キャピタルゲイン

 

キャピタルゲイン(capital gain)とは、株式や債券の価格の上昇による利益のことをいいます。資産利得資産益といわれることもあります。

 

株式を保有する最大のメリットは、このキャピタルゲインであり、多くの投資家もこれを目的として投資をしています。株価の変動により、購入時の何十倍にも値上がりすることもあります。

 

ただし、株価が下がって損をする場合もあります。これは、キャピタル・ロス(capital loss)と呼び、値上がり損などともいわれます。

 

 

インカムゲイン

 

インカムゲイン(和製英語: income + gain)とは、株式投資の配当金や利息による収入のことをいいます。配当金による利益なので、会社の業績によっては、増配、減配、無配になることもあります。無配の場合、インカムゲインは入りません。

 

キャピタルゲインのように大きな収益を期待することはできませんが、損をすることも少ないため、リスクの少ない安定した収入と捉えることもできます。

 

 

インフレヘッジ

 

インフレヘッジ(inflationary hedge)とは、インフレ経済時における財産保全の方法です。インフレ時は貨幣価値が下がり、損失が発生するために、価格が上昇すると予想される資産に投資していきます。株式・不動産・宝石・貴金属などがあります。

 

ただし株式の場合、名目上の価格は上昇しても、インフレによって企業の業績が悪化することも考えられます。そのため、インフレ率以上の価格上昇が期待される資産としては妥当でないと考える投資家もいます。

 

 

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