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株式に関係する税金
キャピタルゲイン課税
キャピタルゲイン課税とは、株の売買によって得た利益に対してかけられる税金のことです。「譲渡益課税」ともいいます。キャピタルゲインについてはキャピタルゲインとインカムゲインのページを参照。
1989年から課税されるようになり、課税方式も以前は「申告分離課税」と「源泉分離課税」の2種類がありましたが、2003年から申告分離課税に統一されています。
キャピタルゲイン課税の税率は2007年3月までは10%でしたが、2009年1月以降は20%となります。
配当課税
配当課税とは、株式の配当金にかけられる税金のことです。源泉徴収税率は、上場株式の場合は10%、未上場株式の場合は20%かかります。また、上場株の場合は確定申告が不要となります。
みなし配当課税
みなし配当課税とは、会社法では通常の利益配当には当たらないものの、所得税法上は配当とみなして課税対象となるものです。
利益準備金の資本組み入れや、株式分割が実施されて株主が新株を手に入れた場合などに課税されます。
消費税
各種の手数料については、5%の消費税がかかります。ただ、有価証券の売買や配当金に関しては非課税となっています。
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