ゴールデンクロスとデッドクロス

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平均移動線

平均移動線

 

平均移動線とは、一定期間の平均株価をグラフにして株価の分析に使われる指標です。平均する期間は、短期(5日、25日)、中期(75日、100日)、長期(200日)があります。

 

期間が長いほど確実性が高いとされているため、相場の動向や転換点を判断するのに適しています。

 

ゴールデンクロス(GC)

 

ゴールデンクロスとは、中期線が長期線よりも上に突き抜けることをいいます。相場が強気に上昇する信号とされており、一般的に投資家の間では買いの目安とされています。

 

デッドクロス(DC)

 

デッドクロスとは、ゴールデンクロスとは逆に中期線が長期線を下に突き抜けた場合のことを指します。相場が下降する信号であり、売りの目安とされています。

 

なお、同じような現象が短期線と中期線の間で起こることを「ミニゴールデンクロス」「ミニデッドクロス」といいます。

 

騰落レシオ

 

騰落レシオとは、市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から、相場を判断する指標です。一般的には、過去一ヶ月の値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数を算出して%表示します。

 

70%以下は底値ゾーン、100%を超えると相場が強気傾向、120%以上では相場が過熱していると判断されます。

 

逆ウォッチ曲線

 

逆ウォッチ曲線とは、縦軸に株価、横軸に出来高をとって同じ期間の平均移動線を使った罫線表のことをいいます。一般には左回りに回転する図表ができます。下記のようなプロセスを繰り返す傾向にあります。

  • 価格が変わらず、出来高が増える。
  • 価格は上がり、出来高は増える。
  • 価格は上がるが、出来高が変わらなくなる。
  • 価格は上がるが、出来高は減るようになる。
  • 価格は変わらなくなり、出来高は減る。
  • 価格も下げに転じ、出来高も減る。
  • 価格は下がるが、出来高は変わらなくなる。
  • 価格は下がるが、出来高は増える。

 

株価の上昇、下落のタイミングをはかり、売買の時期を判断するために利用されます。

 

 

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