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時価総額と出来高とは
時価総額
時価総額とは、上場株式のある時点における評価や企業の価値を表すもので、株価に発行済株式数をかけて求めます。時価総額が大きいということは、業績だけでなく将来への期待も大きいことを意味します。流れ込んでいる資金の量も多く、資金運用にも重要な位置を示しています。
時価総額=株価×上場株式数
時価総額で見た企業
2009年2月10日終値時点の時価総額のランキング
- 1位トヨタ自動車(約10兆8267億円)
- 2位NTTドコモ(約6兆8292億円)
- 3位日本電信電話(約6兆5956億円)
- 4位三菱UFJフィナンシャル・グループ(約5兆6423億円)
- 5位本田技研工業(約4兆1284億円)
- 6位任天堂(約3兆8548億円)
- 7位東京電力(約3兆6663億円)
- 8位キヤノン(約3兆4344億円)
- 9位武田薬品工業(約3兆1587億円)
- 10位三井住友フィナンシャルグループ(約2兆7855億円)
- 11位パナソニック(約2兆7720億円)
- 12位みずほフィナンシャルグループ(約2兆4482億円)
- 13位日本たばこ産業(約2兆4000億円)
- 14位三菱商事(約2兆2673億円)
- 15位東日本旅客鉄道(約2兆2240億円)
- 16位KDDI(約2兆2155億円)
- 17位関西電力(約2兆1719億円)
- 18位セブン&アイ・ホールディングス(約2兆123億円)
- 19位東京海上ホールディングス(約1兆9791億円)
- 20位新日本製鐵(約1兆8787億円)
出来高
出来高とは、証券取引所での株式の売買高のことをいいます。通常、出来高が多く、株価が高いときは売買が活発に行われており、相場が全体的に上げ基調であると見ることができます。
それまで出来高が小さかった銘柄が、出来高が大きくなったときは、株価が急騰している場合が多く、その後に出来高が小さくなるときは、株価が急落している場合が多くなります。
出来高が増加している銘柄は、何らかの好材料があると考えられ、投資のタイミングをはかる上で重要な情報となります。
売買代金
売買代金とは、約定代金に出来高をかけたすべての銘柄の合計額をいいます。売買代金が高いときは市場に資金が流入しており、市場が活発であるとみることができます。
値つき率(値付率)
値つき率とは、証券取引所の上場銘柄のうち、売買が成立し約定値段が付いた(値付き)銘柄の割合のことをいいます。値付き率が高いときは、商いが活発であるため、市場も盛況であると判断できます。
値つき率の計算式
売買成立銘柄数÷全上場銘柄数×100
手口(てぐち)
手口とは、どの銘柄をどの証券会社がどれだけ売買したかを示す情報のことをいいます。「売り手口」「買い手口」などとも呼ばれ、投資の際の参考となります。
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