相場の種類と状況を表す用語

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相場の種類と状況を表す用語

相場の種類

 

  • 業績相場・・・企業の業績が評価されて動いていく相場
  • もちつき相場・・・年末における来年への期待と換金のため上下動を繰り返す相場
  • クロウト相場・・・仕手筋などのクロウト筋が主に信用取引によって動かしていく相場
  • 熱狂相場・・・買い人気が高まっている状態の相場
  • 腕力相場・・・強引に買い上げるなど力ずくでつくられている相場

 

値ごろ

 

値ごろとは、株価の適切と思われる売買価格のことを指します。とくに、過去の値動きや相場の状況から適当な価格であると判断することを「値ごろ感」といいます。「値ごろ感から買う」、「値ごろ感から売る」というように使われます。

 

値つき

 

値つきとは、市場で株式の売買取引が成立して値段がつくことをいいます。相場に動きがあり、取引が成立して値段がつきやすい状態を「値つきがよい」といい、逆に相場の動きが弱く売買が成立しない状態を「値つきが悪い」といいます。

 

また、上場銘柄でいくつに値がついたかを%表示したものを「値つき率」といいます。

 

デイトレーディング

 

デイトレーディングとは、1日のうちにひとつの銘柄を売買することで、インターネット取引が普及して以来、個人投資家が大きく増加しました。メリットには、1日に何度も稼ぐチャンスがあること、リアルタイムで市場をみているので、素早く売買の指示が可能なことなどがあります。デメリットには、市場に張り付いている必要があること、少ない値ザヤで利益を出すには、多額の種銭が必要なことなどがあります。

 

目先

 

目先とは、1ヵ月程度のごく短期的な相場の変動のことをいいます。株式投資は通常、半年程度の中・長期的に保有するものですが、投資家の中には「目先筋」といって、短期の値ザヤを稼ぐことを目的とした人もいます。

 

強気/弱気

 

強気とは相場が高くなるであろうと予測することをいい、弱気とは逆に下がるであろうと予測することをいいます。

 

先見性

 

株価が景気や企業業績の動向に先行して動く特性のことを先見性といいます。景気が回復する前に株価が上げ基調になったり、逆に景気が良いときに景気の悪化を見込んで下げ始めることがあります。

 

曲がる

 

相場が思惑通りに動かず、予想が外れることをいいます。

 

地合い(じあい)

 

地合いとは相場の状況を表す言葉で、市場に活気があることを「地合いが良い」、逆の状態を「地合いが悪い」といいます。

 

気迷い

 

気迷いとは、相場の見通しがつかずに、売買するのを迷っている状態のことを指します。

 

いってこい

 

いってこいとは、相場が元の水準まで戻ることを指します。上がった株価や下がっていた株価が元の価格まで戻ることです。

 

様変わり

 

様変わりとは、相場が急変することをいいます。主に株価が急激な上昇を見せるときに使います。

 

 

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