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相場に動きがないときの用語
アヤ
アヤとは、相場の小さな変動のことをいいます。上げ相場のときに一時的に少し下がることを「アヤ押し」、下げ相場のときに一時的に少し高くなることを「アヤ戻し」といいます。
一服
一服とは、大きく動いていた相場が一時的に止まって、小休止状態になることをいいます。上げ相場のときは「上げ一服」、下げ相場のときは「下げ一服」といいます。
仕掛け難
仕掛け難とは、相場の変動がほとんどなく、売買材料に乏しいため、相場に手を出す(仕掛ける)ことが難しい状態のことをいいます。このような状態にあるときは、仕掛け損になってしまう場合が多いので動かない方がよいと考えられています。
材料難
材料難とは、相場を動かす材料が乏しいために売買が控えられ、相場が動きにくい状態になっている状況を指します。材料が現れるのを待っている状態を「材料待ち」といいます。
材料出尽くし
材料出尽くしとは、株価に影響を与える要因(好材料・悪材料)がすべて情報として流れてしまい、これ以上新しい要因が出てこない状況のことをいいます。好材料が出尽くすと株価は低迷する傾向があり、逆に悪材料が出尽くすと株価が上昇する場合が多くなります。
模様眺め
模様眺めとは、相場の情勢がはっきりせずに、上がるのか下がるのか分からないために、市場全体が売買を見合わせている状態を指します。とくに相場が下がり気味のときは、模様眺めの傾向があります。
手控え
手控えとは、売買の材料に乏しく相場も不透明なために、投資家が売買を見送ることをいいます。動向によって「買い手控え」、「売り手控え」などといわれます。
手詰まり
手詰まりとは、相場の上げ基調にのって株を買ったのはいいものの、新しい材料がなく次に買うべき株がなくなってしまった状態のことをいいます。
軟調・堅調
相場が安い状態が続いて買い気に乏しい状態を「軟調」、上げ相場が続くことを「堅調」といいます。
戻す
戻すとは、ある水準から下がっていた相場が反発して、元の水準まで回復することをいいます。
戻り足
戻り足とは、それまで下がり続けていた相場が反発して上昇することをいいます。
出直り
出直りとは、下がっていた株価が好材料によって反発して立ち直り、堅調な足取りをみせることをいいます。
もちあい
もちあいとは、特に好材料・悪材料もなく、相場がほとんど動かない状態、または小幅に上下する程度の動きだけの状態をいいます。この状態から小幅に高くなることを「強もちあい」、小幅に安くなることを「弱もちあい」といいます。
月曜ぼけ
月曜ぼけとは、月曜日の市場は売買が少なく、証券会社や投資家も動きが鈍いとされています。その原因は、売買が行われない土日を挟んでいるために投資判断となる材料が不足しやすいというものがあります。逆に週末には動きが活発になる傾向があります。
半値押し
半値押しとは、上がりつつあった株価が、値上がり分の半分の価格まで下がることをいいます。半値押しの状態は、市場の下げ止まりの目安となっています。
半値戻し
半値戻しとは、下がりつつあった株価が、値下がり分の半分まで回復することをいいます。
アク抜け
アク抜けとは、すべての悪材料が出尽くして、下げ続けていた相場が安定することをいいます。
もみあい
もみあいとは、相場の売り手と買い手が競争するようになると、株価は小幅な上げ下げをくり返して値動きが定まらなくなる状態のことをいいます。
出合い
出合いとは、売りと買いが折り合って、同株数で合うことをいいます。
ジリ高/ジリ貧
相場が少しずつ上がっていくことを「ジリ高」、逆に下がっていくことを「ジリ貧」といいます。
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