相場が上がっていくときの用語

株式・証券用語解説集 投資家必見情報

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相場が上がっていくときの用語

株式投資,証券用語,相場,金融商品

 

動意

 

動意 とは、ほとんど動きがなかった相場が、少しずつ上がり始めたり、下がり始める状態のことをいいます。ただし、上昇の際に使われることがほとんどになります。なお、長い間動きがないときは「動意薄」と呼ばれます。

 

しっかり(確り)

 

しっかりとは、株価が高めの傾向にある状態を指します。

 

締まる

 

締まるとは、それまで小幅な動きを見せていた相場が堅調になり、引き締まるように高くなることを指します。

 

上放れ(うわっぱなれ)

 

上放れとは、株価が一気に上昇したり、前日の終値よりも大きく上昇した状態をいいます。逆に、突然急に株価が下落することを「下放れた」と呼びます。

 

強含み

 

強含みとは、相場がやや高く、今後も上昇しそうな状態のことをいいます。逆に、相場が少し下がり、今後も下がる傾向があると考えられる状態のことを「弱含み」と呼びます。

 

上値(うわね)

 

上値とは、現在の値段よりもさらに高い値段のことをいいます。まだ値の上がる余地がある場合は「上値を残す」、さらに値上がりを続ける場合は「上値を追う」、現在の値段より上の水準になかなか上がれない場合は「上値にしこりがある」といったような使われ方をします。
反対語:下値

 

つれ高

 

つれ高とは、ある銘柄について、好材料が出て株価が値上がりしたときに、同じ業種の株や、その銘柄に関連する銘柄も一緒に値上がりすることをいいます。「追随高」と呼ばれる場合もあります。逆に、関連する銘柄に引っ張られて値下がりすることを「つれ安」、「追随安」といいます。

 

棒上げ

 

棒上げとは、相場が一本調子で、休まずに上昇している状態のことをいいます。逆に、相場が値下がりし続けることを「棒下げ」といいます。

 

抜く

 

抜くとは、株価が値上がりし、ある一定の価格を超えるときに使います。

 

反発

 

反発とは、それまで下げ続けていた相場が値上がりに転じることを指します。

 

反騰

 

反騰とは、下がっていた相場が急激に値上がりすることをいいます。反発よりも値上がり幅が大きい場合などに使われます。

 

独歩高(どっぽだか)

 

独歩高とは、相場全体が低迷しているときに、ある特定の銘柄の株価だけが好材料によって上がることをいいます。逆に、相場が堅調に推移しているときに、特定の銘柄だけが悪材料により下がることを「独歩安」といいます。

 

これに対して、ほぼすべての銘柄が上がることを「全面高」、ほぼすべての銘柄が下がることを「全面安」といいます。

 

また、特に材料が見当たらないにも関わらず上がることを「突飛高」、悪材料がないのに下がることを「突飛安」といいます。

 

大天井

 

大天井とは、相場が最も上昇していた状態のときに使われ、一番高値の部分を指して呼ばれています。

 

青天井

 

青天井とは、相場の上げ基調が続いて、この先どこまでも上がりそうな状態のことをいいます。青空のように行き止まりがないような状態であることからこのように呼ばれています。

 

ただ、実際の相場は無限に上昇し続けることはありません。このような状態のときは、株価の急落に注意する必要があります。

 

 

頭打ち

 

頭打ちとは、上げ基調で推移していた相場の勢いがだんだん弱まって、伸び悩み状態になったことをいいます。

 

新高値

 

新高値とは、株価がこれまでにないような最高の値段をつけることをいいます。新高値には、年初来高値、昨年来高値、上場来高値などの種類があります。

 

高値引け(たかねびけ)

 

高値引けとは、終値でその日一日の取引の最高値がつくことをいいます。

 

 

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