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買い相場に関する用語
買い場
買い場とは、株を買うのに適している局面のことです。底入れに近いと予測されるときなどが買いのタイミングとされますが、買い場を見極めるのは困難であるといえます。
理想買い/現実買い
理想買いとは、現在は業績が悪かったり経済情勢が不安定であっても、将来は回復するであろうという期待感をもとにして株を買うことをいいます。やや危険を伴う買い方であるとされています。
一方、企業の業績などをしっかりと見極めて株を買うことを「現実買い」といいます。堅実な投資の方法とされています。
物色買い
物色買いとは、将来性や企業の業績をよく検討して、銘柄をいろいろと物色して買うことをいいます。物色買いが一部の銘柄に限られていることを「部分物色」といいます。
選別買い
選別買いとは、自分の設定した投資方針に基づいて、資産や業績などの要素を検討し内容のいい銘柄だけを選んで買うことをいいます。「選別投資」とも呼ばれています。
一方、何も考えずに無差別に株を買うことを「無差別買い」といいます。あまりおすすめできない買い方です。
連想買い/連想売り
ある銘柄の株価が上がると、その銘柄に関連する同業の他社銘柄にも上昇の期待感から買いが入ることをいいます。
逆に、悪材料が出て売られた場合に、関連する他社銘柄にも心理的な影響から売られることを「連想売り」といいます。
買い安心
買い安心とは、相場が長い期間上昇していると、買えば利益が得られるという安心感のあるような状態のことをいいます。
反対に、相場が下落傾向にあり、売れば利益が得られるという安心感のことを「売り安心」といいます。
ちょうちん買い
ちょうちん買いとは、仕手筋や大手証券会社などの有力な投資家の買いに便乗して、同じ銘柄の株を買うことをいいます。「ちょうちんをつける」という使い方をし、買い進められる株にはちょうちん買いが多くみられます。
ナンピン
ナンピンとは、(難平)と書き、平均売買コストが有利になるように追加売買をすることをいいます。投資した株が値下がりした場合に、あえて同じ銘柄の株を買い増すことで買値の平均単価を上げるという方法で、「ナンピン買い」といいます。
逆に、信用取引で予想以上に株が値上がりしてしまった場合に、売り増すことで平均単価を上げることを「ナンピン売り」といいます。
買い気配
買い気配とは、買いの注文に対して売り物がなく、売買が不成立となり値がつかない状態のことをいいます。好材料がでたときや、有力視される企業が新規に上場した際に起こることがあります。なお、この逆は「売り気配」と呼ばれています。
戻り高値
戻り高値とは、下落していた株価が反発してからつけた最高値のことをいいます。
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