M&Aとはどのようなものか?

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M&Aとは何か

M&A

 

M&Aとは、企業の合併(Mergers)と買収(Acquisitions)のことを指します。合併はいくつかの企業が同じ条件でひとつにまとまることであり、買収は相手企業の株や資産を買い取って吸収することをいいます。

 

1980年代後半のバブル経済の頃には、日本企業によるアメリカ企業の買収が積極的におこなわれていました。90年代後半からは、外資系企業による日本企業のM&Aも急速に広まってきています。

 

M&Aの目的

 

日本企業のM&Aの動機には、国際競争力の強化、バブル経済崩壊後の体力強化、破綻企業の再生などがあります。中小企業の多くは、事業の将来性の不安から脱却するためにM&Aを行うことも多いようです。

 

 

M&Aの話題については、ニュースでも大々的に取り上げられ、センセーショナルに報道されがちになります。M&Aの際にはさまざまな騒動を起こすこともあるため、一種の「マネーゲーム」として捉えられることも多くあります。

 

ただし、M&Aがうまく成功すれば、企業のお互いに足りない部分を補うことができ、必要な技術やノウハウをすぐに手に入れられることができるようになります。

 

近年M&Aが増加してきた背景には、企業間の株の持ち合いが減って株を取得しやすくなったこと、M&Aに対する抵抗感が減ってきたことなどが考えられています。

 

 

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