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弁護士に依頼するには

調停から訴訟へと移行する場合は、できるだけ早い段階から弁護士に依頼することを考えたほうがいいでしょう。

 

訴訟手続きには、法律に関する高度な専門的知識が必要になります。また、一人ではなかなか解決せずに、問題が複雑化してしまうケースもあります。そのようなときに弁護士は強力なサポートとなります。

 

弁護士の見つけ方

 

弁護士の見つけ方には、次のような方法があります。

 

  • 知り合いの弁護士に相談する
  • 親戚・知人などから知り合いの弁護士を紹介してもらう
  • 弁護士会の法律相談を利用する
  • 地方自治体の法律相談を利用する

 

弁護士と知り合いだという人は、相談もしやすいと思われるので、その弁護士に依頼したほうがいいでしょう。親戚や友人から紹介してもらえるという人は、その弁護士に相談してみましょう。このような場合、お互いの安心感があるので、信頼関係も築きやすくなります。

 

紹介者が見つからないという場合は、弁護士会の法律相談や各都道府県・市区町村で行っている法律相談を利用してみることをおすすめします。

 

※弁護士会の有料の窓口では、30分で5000円程度になっています。

 

弁護士に相談する際の注意点

 

離婚の問題を解決するために依頼するので、離婚のケースを多く取り扱った経験がある人を選びます。そして、丁寧に話を聞いてくれ、依頼人の気持ちや立場をきちんと理解してくれる人を探しましょう。

 

相談時間は限られていますので、無駄に時間を浪費しないためにも、事前に相談内容を整理したメモを用意しておくとよいでしょう。的確に要点を伝えるためにも、内容はまとめておきます。

 

また、結婚生活に関する書類を持参してください。弁護士が書類に目を通すことによって、依頼者の言い分を把握し、裁判を有利に進めることができます。

 

なお、弁護士には客観的な事実をすべて打ち明けることが必要です。これには自分に不利な部分も含まれます。不利な点を隠していた場合、裁判で相手からそのことを指摘されると、裁判に負けてしまう可能性もあります。

 

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