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嘘をつくと事実を知ったときに二重のショックを受けてしまう

離婚のことを正直に話したほうが子どものダメージは最小限です。嘘をついてしまうと、いずれバレたときにショックが大きすぎてしまいます。

 

離婚のことを子どもに伝えるのが嫌で、「パパ(ママ)は死んだんだよ」という嘘をついてしまう場合があります。とくに年齢が小さな子どもには、離婚と言ってもわからないのでこのような説明で濁してしまいがちです。

 

しかし、子どもが成長してくるとおかしなところに気づいたり、問い詰められた親族から「実はあなたの両親は離婚していたんだよ」と伝えられるなど、どこかで離婚の事実を知ることになる可能性が高いです。一生嘘を貫き通せるほど甘くはありません。

 

このとき、子どもは両親が離婚していたという事実に対するショックと、親に嘘をつき続けられていたという二重のショックを受けることになります。離婚だけでも十分残酷なことなのに、それをずっと隠してきた親に対する怒りや失望はどう表現してよいのかわからなくなります。

 

たとえ「あなたがまだ小さかったから仕方がなかった」「大人になってから話す場を設けて打ち明けるつもりだった」と弁明しても、子どもは納得するはずはありません。嘘をつかれていたという事実は変わりなく、言い訳にしか聞こえません。嘘も方便といって、ついていい嘘というものはたしかにありますが、このようなケースでは当てはまりません。

 

もし既に嘘をついてしまっているような場合は、あらためて子どもに正直に話してほしいと思います。このとき、離婚の事実を知ることで戸惑いや動揺を見せることはありますが、子どもは自分に真実を話してくれたということは伝わって、少しずつ理解してくれます。

 

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