スポンサード リンク


裁判離婚 - 離婚するための最終手段

裁判離婚とは?

 

話し合いによる協議離婚ができず、家庭裁判所による調停・審判でも離婚が成立しなかった場合は、最後の手段として裁判で離婚訴訟を行い、離婚を認める判決を得て離婚する方法があります。
これが「裁判離婚」です。

 

裁判で勝訴判決を得た場合、他の離婚方法とは違って、相手がどんなに離婚を拒んでいても強制的に離婚が成立してしまいます。

 

ただし、裁判離婚は多くの費用・時間・労力がかかることを覚悟しておかなければなりません。

 

高度な法律の専門知識が必要なため、弁護士を依頼する費用が必要になります。裁判の期間は、1審だけでも1年半はかかり、最高裁判所まで争うことになれば3年以上かかります。

 

また、傍聴が自由な法廷の場では、見知らぬ人の前で夫婦間のプライベートな面を隠さずに証言しなければなりません。このような精神的な負担ものしかかってきます。

 

このような理由から、裁判離婚は離婚全体の約1%にしか過ぎません。

 

裁判離婚が認められるためには?

 

裁判離婚では、法律で定められた特別な「離婚原因」がない限り、離婚は認められていません。
以下の5つの項目のうちどれか1つが必要になります。

 

裁判で認められる5つの離婚原因
  • 不貞行為があったとき
  • 悪意で放棄されたとき
  • 3年以上の生死不明
  • 回復の見込みのない強度の精神病
  • 婚約を継続しがたい重大な事由のあるとき

 

詳しくは裁判離婚の法定離婚原因をご覧ください。

 

スポンサードリンク
TOPへ