離婚に伴う子供の問題
夫婦の間に未成年の子供がいる場合、離婚の際に慎重に考えていかなければなりません。子供にとって両親の離婚は、大きな精神的負担を与えることになります。養ってくれる人を失うので、経済的にも大きな影響が出てきます。
子供の問題については、子供の将来のことを第一に考えて、夫婦でよく話し合いをしていかなければなりません。
話し合わなければならないものとしては、以下のようなことがあげられます。
- どちらが子供を引き取るのか
- だれが子供の親権者になるのか
- 子供の養育費の額と支払い方法
- 離婚後に子供と会う方法
未成年の子供がいる場合は、親権者を決めなければ離婚することはできないようになっています。親権とは、子供の養育や財産の管理をする親の義務のことをいいます。
親権の内容には、身上監護権と財産管理権があります。離婚後に子供を引き取る方の親が親権者となることが多いです。
また、養育費とは、子供が社会人として自立するまでに必要な費用のことです。養育費には、教育費、医療費、衣食住の費用に加えて娯楽費も含まれます。
なお、親権者にならなかった親や、子供を引き取らなかった親も、子供に対する養育義務はあります。
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