離婚問題の相談
離婚すべきかどうかや離婚に伴う問題について分からないこと・悩んでいることなどがあれば、まずは相談してみることをおすすめします。
はじめて悩みを打ち明けるときは、親しい友人や家族に相談するのもいいでしょう。しかし、離婚に関する的確な法律知識とアドバイスを受けるためには、各種の相談窓口で専門家の相談を受けることが望ましいです。
養育費・慰謝料・財産分与などのお金の問題、親権・子供の引き取りなどの子供の問題については、専門家でないと正しいアドバイスができません。離婚経験のある友人よりも頼りになってくれます。
離婚に関する法律知識がないまま離婚を進めていった場合には、相手の一方的な言い分を受け入れて、不利な条件を強いられてしまうことも考えられます。相談する際は以下のような窓口が設けられているので、積極的に利用するようにしましょう。
離婚についての各種相談窓口
離婚に関する法律についての相談窓口
- 地方自治体の「法律相談」
- 弁護士会の「法律相談」
- 法律扶助協会の「無料法律相談」
家庭裁判所の相談窓口
- 家庭裁判所の「家事相談」
女性の抱える問題についての相談窓口
- 各都道府県の「婦人相談所」
福祉全般についての相談窓口
- 各地域の「福祉事務所」
心理的問題についての相談窓口
- カウンセリング機関
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相談を受けるための準備
離婚問題の相談をスムーズに受けるためには、前もってしっかり準備しておくことが重要です。相談担当者に事情を理解してもらいやすくするためにも、以下のような準備をしておきましょう。
相談内容をノートに整理しておく
- 家庭の状況・・・夫と妻の職業・年収、子供の年齢・学年・性格、家族の健康状態など
- 夫婦について・・・結婚を決めた理由、結婚生活の様子、不仲になった時期と理由、どちらが離婚を望んでいるかなど
- 離婚条件について・・・慰謝料の額、子供の親権など
- 離婚後の生活(住居・収入)の状況
関係する書類を用意する
- 戸籍謄本
- 普通・定期預金
- 貯蓄型の保険・年金
- 自動車や不動産の名義人
- 各種ローン
- 不動産登記簿謄本