マンション管理士の業務と資格試験

マンション管理士とは

マンション管理士は、マンションに関する法律や建物などの専門知識をもち、管理組合やマンション区分所有者などの相談に応じて、助言や指導などのコンサルティング業務を行う国家資格です。

 

マンション管理士の仕事は、大きく分けて2つあります。

 

1つ目はトラブルへの対処です。騒音、ペットの管理、たばこのマナーなど、管理組合と区分所有者間のトラブルを解決します。

 

2つ目は物件の資産価値の維持です。建物の適切な手入れの仕方や、修繕・建替え時のアドバイスなどを行っていきます。

 

マンション管理士になるには

 

マンション管理士になるためには、毎年11月に実施されているマンション管理士試験に合格して、マンション管理士として登録を受けることが必要です。

 

マンション管理士が行う業務自体は、資格がなくてもできるものですが、マンション管理士は名称独占資格です。これは、その資格を持つ人でなければ、その資格を名乗ってはいけないと法律で規定されている資格のことをいいます。

 

2000年のマンション管理適正化法が施行された直後は10万人に近い受験者数がいましたが、平成19年では2万人程度となっています。合格率は8.6%でした。

 

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