メディア・ミックスとは

メディア・ミックス

メディア・ミックスとは、広告業界の用語で、テレビやラジオ、新聞、雑誌、インターネットなどのさまざまなメディアを活用した広告戦略のこと。

 

各メディアの弱点を補う

 

メディア・ミックスは、広告効果が上がるようにメディアの最適な組み合わせを練っていく戦略です。各メディアにはそれぞれに長所と欠点がありますが、戦略的に組み合わせることで弱点を補うことができ、相乗効果を高めることができます。

 

組み合わせるメディアには、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌に加えて、インターネットや携帯電話なども含まれます。

 

各メディアの特徴

 

  • テレビ・・・視聴者が多く、注目度は高いが、CMを流すためには多くの広告費用がかかるのが欠点。
  • ラジオ・・・属性が合うためターゲットが絞りやすいが、利用している人が少ないのが欠点。
  • 新聞・・・信頼性が高く、多くの読者層が見込める。しかし、時間がたつとメディアの価値が薄れてしまう。
  • 雑誌・・・新聞よりも見やすく、メディアの価値が長く続く。しかし、情報が伝わるのが遅いのが欠点。

 

インターネット広告の活用

 

パソコンがどの家庭にも普及し、ネット環境が整備されたことにより、インターネット広告が注目されるようになりました。ホームページやブログにバナー広告を掲載して、ターゲットを絞り込むように工夫し、自社のサイトへ誘導ができます。

 

テレビのCMでも、自社の商品名をもっと知ってもらうために【「○○」で検索】という宣伝をするようになりました。ネット広告はこれからどんどん市場拡大していき、より戦略的な組み合わせが模索されるようになるでしょう。

 

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