株の損切りのタイミングと方法を決めよう

株を損切りさせるクセをつけましょう

株式投資で利益を上げることは簡単ではありませんが、損失ばかりが続いている人にはある共通点があるようです。それが「損切りのタイミング」が分かっていないというものです。

 

株価が下がったままの株は「塩漬け株」といわれ、買い値よりも株価が下がってしまい、含み損を大きく抱えてしまいます。いつまでたっても損切りができないままでいると、より損失を拡大させるおそれがあり、他の銘柄への投資機会を潰してしまう可能性があります。

 

資金が減ってしまう心配もありますが、株は売ることによって利益を出さなければいけないので、ぜひ損切りの方法を身につけましょう。

 

損切りのラインは自分で設定

 

まずは、「損切りは株で負けた」という認識をもっている方は、その考え方を少し変えてみましょう。「下がった株でもいつかは上がるだろう」という期待は残念ながら当てになりません。損失を大きくさせる要因になっています。

 

損切りを検討する方法の1つとして、ローソク足と短期移動平均線の関係を利用するという方法があります。ローソク足が短期移動平均線を割って陰線が出た場合などは、早めの損切りで損失を抑えたほうがよいとされています。

 

損切りの方法は自分であらかじめ決めておくのも有効な手段です。例えば、「株を買ったときより○%下がったら売ろう」、「前日の安値と比べて損切りしよう」という具合です。タイミングに関しては、初心者の方には少し難しいかもしれませんが、経験を積むことが大切です。

 

a

株の損切りのタイミングと方法を決めよう関連エントリー

チャートで株価を観察しましょう
チャートのチェックは株価の推移を調べるのに欠かせません。売買の基本もチャートを読むことからはじまります。
会社の業績を調べる方法
株価が上がる会社は業績も利益も好調をキープしています。業績や財務状況などの情報を調べてみましょう。
「会社四季報」は投資家の必須アイテム
株式投資の判断材料として、東洋経済新報社が発行している「会社四季報」はかなり参考になります。注目すべきところを紹介します。