ネットで株を購入するまでの流れ

ネットで株を購入するまでの流れ

ここではネットで株を実際に購入するまでの流れを順番に紹介していきます。株を買えばその瞬間からあなたも株主になれます。

 

【株式購入の手順】

 

1.口座に必要な金額を入金する。
まずは、自分の口座に株を買うための資金を入金していきましょう。これがないとはじまりません。なお、手数料のことも考えて余裕をもって入金しましょう。

 

 

2.買いたい株の銘柄を選ぶ。
自分が買ってみたい株の銘柄(会社)を選びましょう。銘柄の選び方の基本は、企業の業績や現在の株価などを参考にしましょう。株価はニュースでもひんぱんに取り上げられています。現在高くなっている株については、今後は下落してしまう可能性もあるので、少し様子を見るといいかもしれません。また、配当や株主優待を狙って銘柄を選ぶ場合は、インターネットや経済誌などで情報を集めましょう。

 

 

3.銘柄の売買単位と銘柄こコードを確認する。
初めての方は、まず1株だけ購入してみたいと思うかもしれませんが、株は単元株といって売買できる株数の単位が決められています。その多くが10株、100株、1000株単位になっています。1株単位で購入できる銘柄もありますが、2009年から東証では、売買単位を100株と1000株にしていく方針になっています。

 

 

次に銘柄コードを調べます。売買の注文は、ほとんどがこの4桁の銘柄コードで行うようになっています。銘柄コードを調べるには、証券会社のサイトで検索するのもいいですが、「Yahoo!ファイナンス」が特に便利です。

 

表:銘柄コードと売買単位の例
ネット株入門,手数料,株初心者,証券会社比較

 

 

4.買い注文を出す
株を買う際は、市場や株数の他に売買の方法として指値成行のどちらかを選ぶことになります。指値とは、自分の希望する価格で売買取引をする注文です。成行とは、価格を指定しないで、銘柄と数量だけを指定する方式です。成行の方が取引の成立がしやすくなります。あとは証券会社のページから入力ミスに注意して注文をしていきましょう。

 

 

5.代金の引き落とし
注文した売買が成立すると(これを約定といいます)、取引に必要な金額が口座から引き落とされます。パソコンの画面で約定の状況が確認できるので、しっかりとチェックしておきましょう。証券会社によっては、約定の内容を郵送してくれるところもあります。

 

a

ネットで株を購入するまでの流れ関連エントリー

株(株式)とはどういうものか?
「株って何?」「投資とはどういう意味?」などの株についての基礎を解説しています。
株を買うことによるメリットとは?
株を購入することにより「配当」と「株主優待」というメリットがあり、株式投資の面白いところです。株の売買益でも儲けることができます。
株の仕組みを押さえよう
株の売買方法や株価の動向の理由、株で儲けるとはどういう意味なのかを説明していきます。
株で儲ける方法とは?
株で儲ける方法には、「キャピタルゲイン(売買益)」や「インカムゲイン(配当)」、「株主優待」などがあります。
会社の株価の調べ方はどうするの?
株式投資をするためには株価のチェックが欠かせません。ここでは株価を調べる一般的な方法を紹介します。
ネットでの株式売買(オンライントレード)のしくみ
オンライントレードの基本的なしくみを解説します。口座開設を含めて、すべてインターネットで手続きを行えます。
株式投資のための予算はいくら必要か?
株を買うための予算はどれくらいが適当なのでしょうか?初心者の方は5万円くらいからはじめてみましょう。
ミニ株とは?株式ミニ投資で初心者でも楽に売買
購入したい株の銘柄が高くて買えないときは、ミニ株を利用するとよいでしょう。取り扱っている証券会社に制限がありますが、低予算で売買できます。
株式スクリーニングで予算に合った株を見つけよう
限られた予算内で株の銘柄を検索するときには、スクリーニングを使ってみましょう。多くの銘柄を絞り込むことができます。
株式の中・長期投資と短期投資のメリット・デメリット
株式投資の期間には、「中・長期投資」と「短期投資」に大きく分けられます。それぞれの期間では選ぶ銘柄が異なり、メリットとデメリットがあるので知っておきましょう。
インターネットバンキングの利用で売買も楽に
オンライントレードでの売買や株式投資をするなら、インターネットバンキングを開設しておくと入金にも便利です。