株の仕組みを押さえよう

株は株式市場で売買される

株の取引は直接売り買いして行われるのではなく、株式市場という場所で行われます。そして、どのような会社の株でも買えるという訳ではなく、上場をしている会社の株のみ買うことができます。

 

 

株の売買も直接個人で行うことはできませんが、注文はすべて証券会社を通すようになっており、お客の注文を代行するかたちになっています。

 

 

現在の日本の株式市場には、「東京証券取引所(東証)」、「大阪証券取引所(大証)」に加えて、新興企業がメインの「JASDAQ」などがあります。これらはさらに分かれており、1部、2部、マザーズ、ヘラクレスといった市場もあります。

 

 

株価が決まる理由

 

株価が決まる仕組みは競りと同じで、買いたい側の希望する金額と、売りたい側の希望する金額が一致したときに成立します。取引は先着順で成立するようになっています。

 

基本的に株の需要が多くなれば株価は上がって、供給が多くなれば株価は下がっていきます。

 

 

他の要因としては、会社の業績がよく、利益も多く見込めるような場合は株価もどんどん上昇していきます。また、世の中の景気自体が回復すれば、一般的に企業の利益も増しますから株価も上がっていきます。

 

 

もう1つ重要な要素が為替レートの変動です。円高になれば輸入関係の企業の利益が多くなり、逆の円安になれば輸出関連の企業が有利になります。

 

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