マーケティング
マーケティングエントリー一覧
- チャネル・ミックス
- チャネル・ミックスとは、マーケティング活動において、顧客に対するアプローチ手段(チャネル)を複数組み合わせる手法を指します。具体的な顧客へのアプローチ手段には、広告、DM(ダイレクトメール)、電話、訪問、店舗、インターネットなどが挙げられます。例えば、ダイレクトメールを打った後にフォローとなる電話をかけることで、ヒット率や成約率を飛躍的に高めることができるとされています。商品購入プロセスと顧客セグメントチャネル・ミックスは、商品の購入プロセスと顧客セグメント(顧客のタイプ)を考慮して設計していき...
- メディア・ミックス
- メディア・ミックスとは、広告業界の用語で、テレビやラジオ、新聞、雑誌、インターネットなどのさまざまなメディアを活用した広告戦略のこと。各メディアの弱点を補うメディア・ミックスは、広告効果が上がるようにメディアの最適な組み合わせを練っていく戦略です。各メディアにはそれぞれに長所と欠点がありますが、戦略的に組み合わせることで弱点を補うことができ、相乗効果を高めることができます。組み合わせるメディアには、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌に加えて、インターネットや携帯電話なども含まれます。各メディアの特徴テレ...
- プロダクト・ライフサイクル
- プロダクト・ライフサイクルとは、製品の売上と利益の変遷を4つの段階で説明するモデル。市場における製品の存在価値にも寿命があり、市場環境によって変化していくというのがプロダクト・ライフサイクルの考え方です。売上(利益)を縦軸、時系列の推移を横軸にとった売上曲線で示されます。4つの段階は、導入期、成長期、成熟期、衰退期に分類され、それぞれの段階ごとにマーケティング戦略を検討していきます。4つの段階での戦略導入期市場へ製品が投入された段階です。まだ製品に対して認知がないために、積極的に宣伝を行い、市場...
- プライシング
- プライシングとは、製品やサービスの価格を決定することをいいます。価格の決まり方は、企業主導から消費者主導へ移行してきています。従来は、製品やサービスのコストに一定の利益を加算する「コスト・プラス法」が主流となっていました。近年ではプライシングの考え方も変化してきており、消費者の需要に基づいた価格設定へうつっています。価格の下限と上限企業は、価格の下限と上限の範囲内で適切なプライシング戦略を練っていくことになります。価格の下限は製造コストであることが多くなります。価格の上限については、消費者の意識...
- CS(顧客満足)
- CSとは、Customer satisfactionの略で、顧客満足を指します。顧客の満足度を高めて、顧客からの価値を最大化する考え方です。CSは、1980年代のアメリカで生まれた概念で、約10年前に日本にも導入されました。それまでの生産者主導であった商品の品質などを、顧客の要望に応えるというかたちにしようという考えが基になっています。生産性や効率を重視するよりも顧客満足度を高める方が、結果的には自社の利益につながると考えられています。ただし、「CSのためには何でもやってしまえ」という考え方は、...